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1.『蛍光灯専用RIFA』と『キャッチRIFA』

 40×40センチの発光面をもつコンパクトな『蛍光灯専用RIFA(リファー)』と『キャッチRIFA(リファー)』。共に同じようなつくりをしており、セットアップの仕方も同じです。

 しかし、これらは全く別物でもあります。
 後述する特徴をしっかり読んで、違いを十分ご理解ください。

▼▼はじめに・・『蛍光灯RIFA』と『キャッチRIFA』の違いについて。


   ▼『蛍光灯専用RIFA』の特徴
 
 『蛍光灯専用RIFA』のセット内容。本体、ディフューザー(黒縁の白い布)収納袋の3点です。
 内部の光源に電球タイプの蛍光ランプを用いています。ランプには、太陽光と同じ白色光の「SD撮影用」の他に、一般家電用品店でも市販されている「昼白色」や「昼光色」および「電球色」も使用可能です。ただ、それぞれ光の色が異なりますので注意が必要です。

 デジタルカメラでの商品撮影には市販品では、「昼白色」もしくは「昼光色」がおすすめです。
 撮影する部屋の照明に使われている蛍光灯と同じタイプを選べば、色のトラブルをより少なくできます。関東では「昼白色」、関西では「昼光色」が多く使われているそうです。

 発光効率のよい蛍光ランプを用いていますから、熱をほとんど出しません。本体の裏地は白色で、この生地およびディフューザーの生地は、加熱すると燃えてしまいます。つまり、決して後述の『キャッチRIFA』に用いてはなりません。

 さらに、この蛍光ランプのソケットには、通常の白熱電球をねじ込むことができますが、過熱によ

  ▼『キャッチRIFA』の特徴
 『キャッチRIFA』のセット内容。
 本体、ディフューザー(白いガラス繊維でできています)、収納袋の3点です。

 光源に、小型で効率が良いハロゲン電球を用いています。『蛍光灯専用RIFA』に比べると、かなり明るく、人物の撮影や動く被写体の撮影も可能です。(ただし、バランス良く照らせる範囲は蛍光灯専用RIFAとほとんど変わりません。)

 ハロゲン電球は、通常の白熱電球と同様、橙色の強い光です。デジタルカメラの中には、ホワイトバランスを「電球」に設定しても、少し橙色を残すように設計されている機種もあります。この場合、白紙などを用いてホワイトバランスを設定するプリセット(ワンタッチ設定など)を行います。(フィルターという道具を使う方法もありますが、そのあたりのところは、直接SDに聞いてみてください。)

 デジカメだけでなく、通常のカメラでの撮影にも十分な明るさがあり、リバーサルフィルム(ポジもしくはスライド用フィルムとも言います。)で、タングステンタイプと銘打たれたタイプを使えば正しい色再現ができます。ネガフィルムの場合には、プリント時に補正してもらうことが必要です。

 ハロゲン電球は非常に高温になる性質がありますから、本体やディフューザーの布は100%不燃性のものを使用しています。とはいえ、ハロゲン電球は必ず指定の300ワットタイプを使用してください。指定のタイプ以外のものを使用した場合には、過熱による火災の原因になります。

 ▼▼セットアップ。

 ここでは、『蛍光灯専用RIFA』のセットアップの方法を紹介します。『キャッチRIFA』のセットアップもまったく同じです。セットアップにかかる時間は数十秒。いたって簡単です。

   収納時。長さは約45センチで場所をとりません。
『蛍光灯専用RIFA』は約700グラム。
『キャッチRIFA』は約800グラムです。
   ランプの根元のソケット部分(銀色のやや太い部分)
をもち、シャフトを差し込みます。『キャッチ
RIFA』では絶対、ハロゲン電球のガラス部分に
触れないようにします。
   しっかり奥まで差し込むと、傘が張りをもって広が
り安定します。
   戻り止め固定ネジを回して、シャフトを固定します。
   ダボ(L型部分の突起)をライトスタンドに
差し込み固定します。
   左手のネジがライトスタンドへの固定ノブ。
右手部分がRIFAの角度を調整・固定するノブ
(雲台固定ノブ)です。
   ディフューザーをかぶせ、マジックテープで固定し
ます。『蛍光灯RIFA』は周囲が黒です。これは
絶対『キャッチRIFA』には使用しないでください。
   『キャッチRIFA』のディフューザーは周囲が白
です。これは燃えないガラス繊維でできています。

 ▼▼日常のメンテナンス。

 一般的に使用される蛍光ランプや電球に寿命があるように、RIFAのランプにも寿命があります。ですから、できるだけ予備を準備しておくことをおすすめします。撮影の最中でランプ切れなんてのは、結構嫌なものです。

 いずれのRIFAもランプの交換は、ねじ込むだけ。ただ、『キャッチRIFA』に使われているハロゲン電球のガラス部分には絶対触らないようにします。指紋などが付着すると、そこだけ加熱して電球の寿命を著しく低下させます。もし、指紋などが着いた場合には、アルコールを染み混ませた柔らかい布でやさしく拭き取ってください。

 また、時々は、本体やディフューザーの布地を、柔らかい布などで掃除しましょう。(変色することがありますので洗剤は使わないでください。)特にディフューザーに煙草のヤニなどがついて変色したものは、色の再現に不具合がでることがあります。あまり汚れがひどい場合には、新しいものに交換してください。

『蛍光灯専用RIFA』の蛍光ランプは、
根元をもって回転し、ねじこむだけです。
『キャッチRIFA』のハロゲン電球は、
必ず指定の300ワットタイプを使用します。
ガラス部分には絶対触らないよう注意します。            
布や手袋を使うと安心です。
もし、指紋などが着いたと思ったら、
アルコールを染み混ませて軽く拭き取ります。

 ▼▼RIFAを使いこなすのに便利な小道具たち。

マンフロット・ナノスタンド(001JB)


 いずれのRIFAも、専用のライトスタンドに固定して使うのが基本です。SDでは、『蛍光灯専用RIFA』や『キャッチRIFA』と相性がいい、マンフロット社のナノスタンド(001JB)を標準セットとして販売しています。

 収納時の長さ約48センチで(上の写真参照)、延長部は5段で、全て延ばすと2mほどの高さになります。

ダボソケット(三脚アダプター)


 カメラをセットする三脚にRIFAをセットしたい場合には、これが便利です。しかも非常に安価。(3500円)三脚のネジでダボを固定するアイデア商品です。これもSDのオリジナル商品だそうです。

ダボソケット+スーパークランプ+スピゴッド あらゆるところにRIFAを固定できます。


 前述のダボソケットに加え、スーパークランプ(黒い固定具)とスピゴット(金色の接続具)があれば、RIFAをあらゆる場所に固定できます。特に『蛍光灯専用RIFA』は熱を持たず、ソフトな光を発するので、日常生活用の照明具としても十分適応します。(『キャッチRIFA』は熱くなりますので撮影だけに使いましょう。)