a
   
titlill

2.(資料)RIFAで使う光源の色の知識。

 前回紹介したように、『蛍光灯専用RIFA』では、電球型の蛍光ランプを使用します。東芝の製品ですと、D型トリプルタイプ/100Wタイプ(白熱電球の100Wくらいの明るさ)がおすすめで、「昼白色」、「昼光色」、「電球色」の3タイプが市販されています。

 これ以外に、SDが開発したデーライトタイプの「SD撮影用」を含めると、4種類の蛍光ランプを選択できることになります。

 また、キャッチRIFAでは、300Wのハロゲン電球を使います。

 今回は、それぞれの光源とホワイトバランスの組み合わせによって、色再現がどう変化するかを紹介します。

◎ は理想的。
○ は色の濃い商品なら問題なし。
× は難あり。
といった評価をいれています。

 カメラの機種や被写体の色によっても、色再現は異なることがありますが、参考にしてください。 
 以下の撮影は、ニコン・クールピクス880で行ったものです。

 また、正しい色を再現するだけでなく、一枚の写真として見た時の「色」の印象をイメージとして活用することもできます。例えば、青いイメージは涼しげであったり、橙色のイメージは温かさを演出します。

 ところで、一応、念をいれておきますが、それぞれ指定された蛍光灯ないし、ハロゲン電球を使用してください。最悪の場合、火災になる恐れがあります。

 ▼昼白色の蛍光灯を使う。

撮影結果
ホワイトバランス
オート
太陽光
蛍光灯(白色)
評 価
×
×
撮影結果
ホワイトバランス
蛍光灯(昼白色)
蛍光灯(昼光色)
プリセット
評 価

 ほんのわずか青みが強いようですが、オートホワイトバランスで撮影できます。プリセットの色と比較してください。また、ホワイトバランスの設定を、蛍光灯(昼白色)にしたものは、プリセットとほぼ同じ結果になりました。

 ▼昼光色の蛍光灯を使う。

撮影結果
ホワイトバランス
オート
太陽光
蛍光灯(白色)
評 価
center>×
×
撮影結果
ホワイトバランス
蛍光灯(昼白色)
蛍光灯(昼光色)
プリセット
評 価
×

 この場合も、オートホワイトバランス、あるいは蛍光灯の昼光色でOKですが、これもほんのわずかですが青みが強いようです。プリセットの色と比較してください。

 ▼電球色の蛍光灯を使う。

撮影結果
ホワイトバランス
オート
太陽光
蛍光灯(白色)
評 価
×
×
×
撮影結果
ホワイトバランス
蛍光灯(昼白色)
蛍光灯(昼光色)
電 球
評 価
×
×
×
撮影結果
ホワイトバランス
プリセット
評 価

 オートはもちろん、太陽光、蛍光灯の白色、昼白色、昼光色、さらには電球に設定しても、正しい色は再現できませんでした。プリセットしか使えません。

 ▼SDのデーライトタイプの撮影用蛍光灯を使う。

撮影結果
ホワイトバランス
オート
太陽光
プリセット
評 価

 普通に考えると、太陽光に設定すればよいはずなのですが、わずかに緑色が出ています。オートでもほんの少し緑がかっています。まあ、許容範囲かとは思いますが、厳密な色再現を望むならプリセットを行うのが無難なようです。カメラの機種によっては、まったく緑色のでないタイプもあり、逆にもっと濃い緑になるタイプもあるようです。

 ▼キャッチRIFA(ハロゲン電球)を使う。

撮影結果
ホワイトバランス
オート
太陽光
電 球
評 価
×
×
撮影結果
ホワイトバランス
プリセット
評 価

 多くのデジカメでは、電球に設定しても、ほんの少しだけ橙色が残るケースが多いようです。機種によっては、少し青みがかるかもしれません。これも厳密な色再現を望むなら、プリセットを行うのが無難です。

 さてはて、厳密な色再現ってほんとうに難しいですね。それに、実際にやってみないと分からないことも、実に多いです。皆さんの奮闘を祈ります。