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ノーダルニンジャ8.ポールを使った高所撮影


 たとえるなら孫悟空の如意棒ですかね。カメラを高く持ち上げて、空中から360°パノラマを撮ろうという魂胆なのです。

 日本のパノラマファンの多くは、Agno'sのポールを使用しているようです。1.5メートルから最長9メートル!までのラインナップがあり、水準器などのアクセサリーも豊富みたい。といったメリットだけでなく、つい最近まではこのブランド以外にはなかった、といってよい事情もあるようです。

 ところがですよ。ノーダルニンジャからpano poleなるものが新発売された、との情報をよしみカメラさんからいただき、早速入手したのです。当のサイトにはまだ登場していないようですが、Twitter情報では、既に注文が開始されています。

 というわけで、多分、国内初となるノーダルニンジャ「パノ・ポール」情報をお届けしましょう!

pano pole

 

 




▲カーボン製の如意棒のようなものですね。伸びる武器のようでもあるし。これを持って歩いているだけでも、かなり怪しいなぁ。







1.ノーダルニンジャ「パノ・ポールと」は?


 別の言葉にすれば、長い一脚。収納時は81センチ、4段のポールを全部伸ばすと2.75メートルだそうです。この上にノーダルニンジャ(3、5、R1などどれでも)を載せますから、だいたい3メートルの高さになります。

 カーボン製で軽く(750グラム)、最も長くした状態での耐荷重は2キログラム。さすがに、斜めにしたり、垂直にしても揺らすと「しなり」ます。なので、風の強い日などには怖くて使えません。というよりも撮影を辞めたほうがよいでしょう。

 最大の特徴は、それぞれのポールが回転しないで伸びること。このため、長さを調整するノブを緩めたり締めつけたりする時に、上でも下でもいずれかのポールを握りしめて固定することができます。伸ばす時は下のポールを持ち、縮める時は上のポールを持つことで、重量のあるカメラ部が重力でストンと落ちることを防ぐことができます。これは、実に安心かつ便利な設計です。

●レリーズ操作は、リモートレリーズを使うのですが、ラジオコントロールのリモコンがセットになって販売されています。このため、カメラの機種(合わないタイプもあるかもしれません)を指定して購入します。

pano pole

 

 





▲4段。うっかり間違わないよう、締めつけ方向などがしっかり表示されています。うっかり者の私には嬉しい心遣い。







pano pole

 

 





▲伸ばす時は、下のポールを固定して、ノブ(っていうのかな?)を回します。






pano pole

 

 



▲縮める時は、上のポールを持ってカメラの荷重を支えながら、ノブを回します。これでカメラがストンと落ちることはありません。








pano pole

 

 





▲底にも三脚穴が・・・。ということは、2本繋いで使える? なんていうのは多分かなり無謀なので止めておいたほうが良さそう。








2.こうやって使います(人によって違いあり)


 3メートルのポールにウン十万円のカメラを載せるわけですし、撮影条件によっては他人に怪我をさせたり、建物などを傷つけたり壊したりする危険が伴います。なので多分、人によって、あるいは撮影条件によってさまざまな工夫があるはずです。が、超初心者の私には、よくわかりません・・・。これから勉強していきます。

 パノラマ雲台との組み合わせもいろいろです。ノーダルニンジャ3や5を載せることもできますが、重さとバランスの点でちょっと怖い感じもします。相性が良いといえば、ウルティメイトR1でしょう。
 カメラとレンズとの組み合わせもいろいろですが、回転軸がブレる上に、角度も目見当になりますから、撮影カット数が少なくてすむ「円周魚眼レンズとカメラ」の組み合わせが最適かと思います。・・・・ただ、私は持っていませんので、ここでは、対角線魚眼で試した結果を掲載します。

 カメラの角度などの設定については、コチラを参照してください。

 pano pole

 

 




▲対角線魚眼の画角を最大限有効に使うために、画面の対角線が天地方向を向くようにセットします。








   pano pole

 

 




▲天頂の写真を別途撮影することは困難ですから、カメラをやや上向きにセットして、天頂を対角線の端で撮影します。








 pano pole

 

 






▲撮影スタート! 人がいる場所で撮影する場合は特に、十分な練習を重ねた方が良さそうです。








 pano pole

 

 




▲写真で見るとそれほどでもないのですが、下から見ているとかなり高いのです。相当不安になります。加えてシャッター操作に片手を使わなければなりません。









 pano pole

 

 




▲水平方向の6カットを撮影したら、一旦カメラを下ろし、R1の角度ネジを緩めて、カメラを斜め下向き(これが限界の傾き)にし、ポール位置をずらして撮影します。






※画像の遠近感は、PTGuiでの合成時にキレイに調整できます。


 pano pole

 

 



▲注意!  このようにポールを斜めにするのは危険なので絶対やってはいけません。
 ポールに不自然な荷重がかかって折れる可能性があること、倒れて他の人や物にぶつかる危険があるためです。
(平和さんからのご指摘により訂正。2011年5月14日)








 pano pole

 

▲金物店で見つけた水準器です。これが意外に役立ちます。カメラを見るよりもこれを見て垂直を出した方が正確なようです。



3.撮影結果。まだまだ練習しなければ・・・。


 初回にしては上出来かと思いますが、カメラを垂直にする、底面撮影時のカメラの傾け方、自分の立ち位置など、解決すべき問題は多いです。


●●●●撮影結果


▲カメラを斜めにしていますから、当然、画面も斜めです。底面はポールを斜めにして撮影しました。

pano pole
▲全コマを表示していませんが、なんとなく感じはわかるかと。底面の撮影が難しいこと、画面周辺の画像はやはり画質が低下することなど、問題は数知れず。 右下の空白は、自分の立ち位置が悪かったためです。一つ一つ解決していきたいと思います。

pano pole
▲クリックすると完成パノラマが見られます。画像の不足や不具合は、フォトショップで修整しました。
 高所撮影で、さまざまな物の背が低くなり、なんだかミニチュアを見ているような気分になります。これはこれで面白いですが、実用にするには、さらなる工夫が必要な感じがします。



・・・・・今回はここまで。



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