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PTGui 6.視点補正(View point)と、各種パラメータ。


 PTGuiのアドバンスドモードには、全部英語で寒けがする数のタブがあります。

 最初の頃は、これを見るだけでパニック状態になってしまいましたが、やっと少しずつ意味がわかりかけてきました。これらをざっくり整理しておきます。

 PTGuiは、写真をつなぎ合わせるために、次の要素を参照していることを理解しておけば、後の話がスムースにはこびます。(8回目も参照してください。)

  1. レンズの特性(焦点距離、画角、収差)
  2. コントロールポイントのズレを最小化する写真の位置(yaw.pitch.roll)
  3. 視点補正(view point)
 わかってしまえば、意外にシンプルな考え方でできたソフトのように見えます。もちろん、コントロールポイントの付け方や、画像のブレンド(重ね合わせ)など、さまざまなところに凄い工夫がなされないるのでしょうが・・・・。

1.「Optimizer」タブ


 アドバンスドモードにして、一番お世話になるタブで、以下を設定します。

 左側/レンズの性能(lens setting)を計算に含めるかどうか?
 中央/どの写真の位置(yaw.pitch.roll)と、視点補正(view point)を行うか?
 右側/どの写真のコントロールポイントを参照するか?

ptgui

 




▲「Optimizer」タブを理解することは、PTGuiを使いこなすための最初の目標です。






2.「Lense Setting」タブ


 PTGuiは、写真のEXIFデータを参照して、基本的な設定を行います。「Lense Setting」タブで、これらの設定を確認できます。よほどレンズに詳しい人でないと、自分で操作することはないはずです。

ptgui

 




▲「Lense Setting」はEXIFデータから、自動的に読み込まれます。








3.「Image Parameters」タブ


 「Image Parameters」タブは、レンズセッティングによる調整(変形)、そしてオプティマイズを行った後、コントロールポイントによる写真の位置の調整や、視点調整による変形の結果を数値で示したテーブルです。
 項目によっては、ここで数値を手動入力できますが、これも自分で行うことは滅多にないと思います。

●●●「Lense Setting」の数値

 「Lense Setting」タブに表示されている数値が入っています。基本的に、全ての写真は同じレンズで撮影されますから、全部同じ数値です。このタブでは入力はできず、「Lense Setting」タブ」で変更できます。

ptgui

 




▲「Lense Setting」タブに表示されている数字が入っています。








●●●「yaw.pitch.roll」の数値

 オプティマイズを行った後、写真の位置をどのように調整するか? を「yaw.pitch.roll」の3つの数値で表しています。これらは、基本的にノーダルポイントが出ていることが前提です。(8回目も参照してください。)

ptgui

 





▲「yaw.pitch.roll」は、それぞれの写真の「位置」を示しています。






ptgui

 






▲「yaw.pitch.roll」 の考え方。








●●●視点補正「VP」の各種パラメータ

 視点補正(view point)は、ノーダルポイントのズレを勘案して、写真の変形を行う機能です。球面上をズラすように動かす「yaw.pitch.roll」とは異なり、面のズレがありますから、「変形」を伴います。

ptgui

 





▲視点補正(view point)の結果は、VPの各種パラメータで示されます。






ptgui

 






▲X軸とY軸のズレ。






ptgui

 








▲Z軸のズレ。






ptgui

 








▲PanとTiltのズレ。







4.「Sorce Images」タブ


画像のパスと画素数が記されています。写真の差し替えや順番の変更もできるようです。

ptgui

 




▲写真の差し替えや順番の変更などができます。







5.「Panorama Settings」タブ


仕上げるパノラマ画像の初期設定でしょう。パノラマエディターで変更できます。

ptgui

 


▲仕上げるパノラマ写真の種類と画角を設定できます。





6.「Crop」タブ


 レンズフードや円周魚眼による、画面周辺のケラレ(黒フチ)を、PTGuiの処理から「除外」するための「切り抜き(クロップ)」を行うタブです。通常は自動で切り抜きされるため、自分で処理するのは特殊な場合と考えてもよいようです。私自身は、対角線魚眼レンズを適切なフォーマットのカメラで使用していますので、このタブは使用したことがありません。
 使用したら、詳しく書きます。

ptgui

 







▲画面を切り抜く画面です。マスクも表示されています。基本的には自動で処理されるようですから、手動で処理するのは特殊なケースと考えてよいのかもしれません。











7.付録・「.pts」ファイルを見てみよう!


 PTGuiで「file→save project」などをクリックすると作られる、設定データのファイルが「.pts」です。これを、ワードパッドなどで開いてみると、各種パラメータ、コントロールポイントの位置、そしてマスクの画像(文字列になっています)などが含まれていることがわかります。

ptgui

 







▲各種パラメータ、コントロールポイントの位置、そしてマスクの画像(文字列になっています)などが含まれています。ここで書き換えることもできそうですね。









・・・・・今回はここまで。



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