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ノーダルニンジャ 1.Nodal Ninja を使う!


 パノラマの「パ」の字を覚えた頃、ノーダル・ニンジャという製品があることを知って、なんだかちょっとヤンキーっぽい命名(悪い意味でなく、正真正銘のヤンキーが作っているのですが)と、当時のサイトのイカさないデザインも手伝って、結構怪しい製品なのではないかと疑っていました。

 なので、私が最初に買ったのは実を言うと「agno's」だったりするのです。こちらはイタ公(いや、悪い意味ではなく)が作っている製品でして、まあ、作りの適当なことこのうえありません。正直に告白しますが、これは大失敗でした。 折り畳めないし、しこたま重いし・・・・。二度目の正直で申し上げるのですが、パノラマをこれから始める方には、絶対、「ノーダルニンジャ・3」をオススメいたします。

 とまあ、いろいろ深く反省している次第なのですが、何でまたニンジャなんていう名前を付けたのでしょうね。とわざわざ聞かなくても、全体的に黒く、カメラがまさに七転八倒(たとえが悪いけれど)し、そこに極東の神秘である忍者のイメージが重なっただろうことは容易に察しがつきます。だからこそ、そのベタな命名にセンスを疑ってしまったのですが。

 閑話休題。

 改めて紹介しますが、これからパノラマを始める初心者の方には私、絶対「ノーダルニンジャ・3」をオススメいたします。というわけで、ノーダルニンジャ・3の使い方を、私自身の反省の意味もこめて、整理していきましょう。

 既にお持ちの方には、釈迦に念仏。それなりに高価な品ゆえ、手を出すのにちょっと怖じ気づいている方々の背中を押し、後ろ髪を引き(向きが違う)、後押しをしてしまおうという魂胆なのです。パノラマ仲間がもっと増えればよいな、と。


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▲日本の代理店である「よしみカメラ」のサイトはこちら。よしみカメラさんには、当サイトへのリンクも作っていただいていますので、超御贔屓なのでございます。
 ちなみにノーダルニンジャの本家サイトはこちら




1.ノーダルニンジャを選ぶ


 よしみカメラのノーダルニンジャのページを見ていただければわかりますが、ノーダルニンジャは大きく「3」、「5」、「Ultimate」の3種があります。それぞれの使い分けを簡単に。

●ノーダルニンジャ・3・・・・小型タイプの一眼レフとコンパクトデジカメ用。大きな一眼レフや長焦点レンズを付けた場合は、特に上向きの動きなどに制限ができ、場合によっては全方向の撮影ができません。
 各メーカーの普及機であれば、だいたい使えるようです。

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▲ノーダルニンジャ・3は、入門用にも最適。日本でパノラマ撮影をする多くのユーザーが使っています。小型軽量で持ち運びにも便利!






●ノーダルニンジャ・5・・・・一眼レフのフラッグシップ機など大きなカメラや長焦点レンズを付けて、ぐるぐる動かせます。望遠レンズでのマルチロー撮影を行う場合にも必須。
 「5L」は、上下方向の調整がフリーのタイプ。「5」は、15°おきのワンタッチロック付きで、約1万円高。・・・・いずれも、本家では製造中止品とのこと。在庫のみなので、ご購入はお早めに。・・・・私もお小遣いをためてこれから購入します。間に合うか?

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▲ノーダルニンジャ・5は、大型一眼レフ用。腕が長いのが特徴。大は小を兼ねますが、持ち運びにはデメリットとなります。この写真は下部にローテータ(オプション)が付いた機種です。










●ノーダルニンジャ・Ultimate・・・・ボディではなく、レンズを支持することで小型軽量化を図った機種。このため、レンズの機種を指定して購入します。
 天地の撮影方法が少し面倒なので、初心者にはちょっとハードルが高いかもしれません。カメラをやや上向きに、そして斜めにセットして、底面はバッチを貼る方法でなら、かなりスピーディな撮影ができます。ポールを使った高所撮影には最適です。

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▲ノーダルポイントを出すための工夫が面白い「Ultimate」。小型軽量で、ポールを使った撮影に最適。










 というわけで、おすすめはノーダルニンジャ・3ですよ。
 ローテータなどのアクセサリーについては、とりあえずなくてもokです。詳細は別の記事で紹介します。

3.ノーダルニンジャ・3で始める


 ノーダルニンジャ3は、15×20×5㎝くらいの樹脂製っぽいケースにピッタリ収まっています。これがなかなか使い勝手がよいのですが、とれはともかく。
 本体は、大きく2つに分割されています。他には、回転の角度を設定するリングが追加で一つ、ストッパーの予備が一つ、六角レンチやOリングなど、細かな予備部品が1パックです。
 聞くところによると、細かなパーツに関しては扱いがいい加減で、品によって数が違っていたりするそうです。アメリカらしいっていうか・・・。細かなことは気にしません。

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▲ちいさなパッケージ一つに収まりますから、携帯も便利。アルミ製で軽量です。






●水平ロックのつまみ部分
 組み立て方などはそれほど難しくなく、実物を触れば直感的にわかるはずです。

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▲一番大きいつまみで水平方向のロックをします。緩めるとカメラの水平がズレますから、回転させる度に確実に固定する習慣をつけます。完全に緩めて取り外せば、角度を固定するリングを交換できます。




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▲固定つまみを外して、回転角度を固定するリングを交換します。対角線魚眼なら水平6コマなので、「6」を選びます。円周魚眼なら水平4コマなので、「8(6の裏)」を選び、一つ飛ばしに操作します。他には、「24(裏に刻みはありません)」が付いています。他の数のタイプは別売になっているようです。


  ●二つの「ストッパー」
 カメラに付けるクイックシューの部分と、水平と垂直のバーをつなぐ部分には、黒い小さな板がねじ止めされています。これは、クイックシューやバーを再度組み立てる時に、ぴたり同じ位置にセットするためのストッパーです。
 一番最初に使う時は、「ノーダルポイント」を設定しなければなりませんから、このストッパーを取り外しておいた方がよいでしょう。「ノーダルポイント」が正確に出たら、その位置を固定するためにこれらのストッパーを使います。カメラやレンズを別のタイプにしない限り、同じ位置で使い続けられ、現場での組み立てがスピーディにできます。

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▲水平バーに垂直バーを固定する部分。右側の長方形の黒い板がストッパーです。これで垂直バーの位置決めができます。




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▲カメラのクイックシューを取り付ける部分にもストッパーがついています。一旦取り外して「ノーダルポイント」を出した後で、取り付けます。




●Oリングは、ネジの落下防止用です
 各種のネジの落下防止用にOリングが使われています。それでも、時々落としてしまうことがありますので、ネジの紛失には十分注意しましょう。

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▲Oリングは、ネジの落下防止用に使われています。長く使っていると劣化し、落ちやすいネジがさらに落ちやすくなってしまいます。予備が何個か入っていますので、時々交換します。




3.カメラを取り付ける(とりあえず)


 パノラマ撮影には「ノーダルポイント」が重要であることを、別項目で紹介しました。細かい説明はそちらに譲りますが、ノーダルニンジャにカメラをつければ即撮影できる、というわけではありません。
 今回は、ノーダルポイントを見つけるために、とりあえず組み立てるまで。ノーダルポイントの見つけ方は次回。

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▲クイックシューのカメラ側プレートは2種。引っ掛かり部の高さが異なりますので、カメラに合ったタイプを選びます。六角レンチを使ってプレートとシューを取り外し、位置決めします。



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▲三脚穴の位置と、クイックシューのプレートの引っ掛かり位置を合わせてしっかり固定します。これで、カメラやレンズの自重でカメラが傾くのが防げます。




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▲カメラをクイックシューごと、腕の部分に取り付けます。ストッパーはとりあえず外しておいた方がよいです。





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▲ネジ穴は、1/4インチ(小ネジ)、3/8インチ(大ネジ)のアダプターが付属しています。写真右側の穴に保管できます。変なところで気が利いています。






●組み立て完了!
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▲カメラをクイックシューごと、取り付けます。
1)三脚に水平バーを取り付け、
2)垂直バーを取り付け、
3)カメラを取り付ける。
といった手順が安心かと思います。取り外しはこれらの逆で。









・・・・・今回はここまで。

▼ノーダルニンジャの国内代理店はこちら。



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